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雇用労働調査2016年第1四半期:雇用の増加

2016年第1四半期のメキシコの経済活動人口は5290万人、15歳以上人口の52.9%

El Economista 2016/05/13 (Notimex)

 メキシコ地理統計局(INEGI)が発表した雇用労働調査(ENOE)2016年第1四半期によると、メキシコの経済活動人口は5290万人、15歳以上人口の59.2%だった。

 就業者数は5080万人で、前年同期比で97万3000人増加した。不完全就業者は400万人で、就業者数の7.9%となり、前年同期の8.1%を下回った。また、失業者数は210万人で、失業率は4%となり、前年同期の4.2%から減少した。

 就業者について、性別は、男性は3150万人、女性は1930万人だった。居住地別では、大都市が50.6%、地方は20.6%、人口1万5000人から10万人の中都市は14.8%、小都市は14%だった。産業別では、第一次産業が12.7%、第二次産業・工業が25.3%、サービス業が61.5%、その他が0.5%だった。また、従業上の地位別では、有給の被雇用者は68.5%、従業者を雇わない自営業者は22.4%、無給の家族従業者は4.7%、有給の従業者を雇い生産財を所有する雇用主は4.4%だった。

 失業率は、経済活動人口の4%にあたる210万人で、前年同期の4.2%から減少、前期比(季節調整値)では、4.3%から4.2%へと、わずかに減少した。

 一方、不安定雇用の就業者は、就業者全体の57.4%にあたる2910万人で、前年同期比で1.5%増加、前期比(季節調整値)では0.4%の減少となった。インフォーマルセクターにおける雇用も0.5%減少した。

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