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雇用労働調査2017年第2四半期:失業率は低い水準を維持

失業率は前期とほぼ同様の3.5%で、2006年第2四半期以降で最も低い水準を維持した。

ルベン・ミゲレス
El Universal 2017/08/14

 メキシコ地理統計局(INEGI)が発表した雇用労働調査(ENOE)2017年第2四半期によると、失業率は、今年前期とほぼ同様の3.5%で、2006年第2四半期以降で最も低い水準を維持した。

 失業率が低かった州は、ゲレロ州1.4%、モレーロス州1.7%、ユカタン州2.0%、チアパス州およびオアハカ州2.3%だった。失業率が高かった州は、タバスコ州7.5%、ケレタロ州およびメキシコ市4.9%、コアウイラ州4.8%、バハ・カリフォルニア・スル州4.6%だった。

 不完全雇用(現在よりも長い時間働く必要があるため、副業または別の雇用を探している場合)の割合は、就業者数の7.2%(380万人)で、前期とほぼ同様だった。

 不安定雇用による就業者数は2950万人、就業人口の56.7%(季節調整値)となり、前期より0.6%減少した。不安定雇用には、非正規部門での就業、有給の家事労働、個人経営の農業、企業・政府・諸団体における社会保障なしの労働が含まれる。

 経済活動人口(15歳以上で就業中または就業を希望している人口)は、全人口の59.3%にあたる5410万人だった。前年同期は5350万人(59.6%)だった。

 経済活動人口が52万9000人増加した理由は、人口自体が増加したことと、就業を希望する人が増加したことだった。15歳以上の人口に占める経済活動人口は、男性は78%、女性は43%だった。

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