e-MEXICO

ホーム > ニュース > 教育労働組合トップを逮捕

教育労働組合トップを逮捕

foto
foto: Cuartoscuro

Animal Politico 2013/02/26

 ヘスス・ムリージョ・カラム連邦検察庁長官は、教育労働組合のエルバ・エスエル・ゴルディージョ委員長が、組合の資金を別の個人口座に移動させていた容疑で、逮捕されたことを発表した。

 ムリージョ長官は、ゴルディージョがすでにトルーカの空港で逮捕されていることを発表した。教職員の頂点に立つゴルディージョは、オリエンテ刑務所内のアレハンドロ・カバジェロ裁判官の第六法廷に出頭する。しかしこれは、ゴルディージョが、その刑務所内で一夜を明かしたということではない。

 記者会見でムリージョ長官が発表したところによると、財務省(SHCP)の財政情報機関局は、教育労働組合の2口座に26億ペソの不審な取引を発見したため、連邦検察庁に正式に告訴した。

 同長官によると、2008年から2012年の間に、教育労働組合の口座から、主にノーラ・グアダルーペ・ウガルテ、イサイーアス・ガジャルド・チャベス、ホセ・マヌエル・ディアス・フローレスの3人の口座と、エルバ・エステル・ゴルディージョの母親が所有する法人の口座へ、資金が移動されていた。当局によると、それらの個人と法人は、いずれも組合の口座を管理する正規の権限を持っていなかった。

 また、彼らは後に、小切手や振替、国内外の法人個人の口座への資金の移動によって、この金を引き出していた。

 組合の金は、ショッピングセンターでの買い物のクレジットカードによる支払い、美容整形外科への支払い、美術品購入、海外の土地の購入費用などにあてられた。

 連邦検察庁のアルフレド・カスティージョ地方統制次官は、組合名義の80口座のうち、2口座についてのみ調査が行われたと述べた。

↑ PAGE TOP

inserted by FC2 system