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メキシコの自動車産業が過去最高の貿易黒字

2013年自動車部門の貿易黒字は387億7400万ドル

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Periodico Correo 2014/03/10

 メキシコ自動車工業会(AMIA)によると、2013年の自動車部門の貿易収支は、前年より20.2%増加し、387億7400万ドルの記録的な黒字となった。

 過去20年間で620%を上回る成長を遂げた自動車部門は、この黒字によって、メキシコの外貨の稼ぎ頭となったと、AMIAのエドゥアルド・ソリス・サンチェス会長は述べた。

 また、ソリス会長は、2013年の貿易収支は、全体で10億2200万ドルであったが、自動車部門の黒字がなければ、メキシコの貿易赤字は390億ドルを超えていただろうと強調した。

 このように、2013年の自動車部門の貿易黒字は、前年の322億4400万ドルを超え、1993年以降で最高となった。

 2013年、自動車部門の黒字が20.2%増加したのに対し、石油の輸出は前年より8.5%減少したことが主な要因となり、自動車部門の輸出は、石油の輸出の1.7倍となった。

 AMIAの発表によると、2013年の輸出は、自動車部門が706億5200万ドル、石油が428億400万ドルであった。

 2013年の自動車部門の輸出は、メキシコの製造業輸出3145億7400万ドルの22.5%を占めており、2012年の20.9%を上回った。また、自動車部門の輸出は、輸出全体の18.6%であったと、ソリス会長は述べた。

 1993年には、自動車部門の貿易黒字は、53億3300万ドルをかろうじて超える程度であったが、過去21年間で627%増え、自動車産業はメキシコで最も重要な、活力のある産業となった。

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