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エクアドルのコレア大統領再選

Proceso 2013/02/17

 エクアドルのラファエル・コレア大統領は、17日(日)の大統領選挙で圧倒的な大差で再選され、キトの大統領府前で数千人の支持者を前に勝利を祝った。

 「エル・コメルシオ」紙によると、エクアドルの選挙管理委員会は、コレア大統領の得票率は56.72%、対抗馬のギジェルモ・ラソ氏は24.06%、ルシオ・グティエレス氏は5.90%であったと発表した。

 「この革命を止める者は誰もいない。我々は歴史を作っている。小さいが偉大な祖国を建設しているのだ」と、コレア大統領は言った。コレア大統領は、大学の経済学部の教授を経て、2007年の選挙で「市民革命」を唱え、政権の座に就いた。

 コレア大統領が過半数を超える十分な得票数を獲得したため、決選投票は行われない。

 コレア大統領は、勝利のしるしに両腕を高く上げ、独立広場をいっぱいにしている支持者たちの前に、ホルヘ・グラス氏と共に現れた。ホルヘ・グラス氏は前の戦略部門調整大臣で、今回の選挙で副大統領になった。

 マリアノ・チカイサさんは、カンガウアの先住民集落でAFP通信の取材に対し、「コレア大統領に投票した。他の候補たちはその時だけ色々約束して、その後実行しないからだ」と答えた。

 2007年の大統領選で当選したコレア大統領は、盟友であるベネズエラのウゴ・チャベス大統領が選挙前に憲法改正を試みたように、任期終了前に新憲法を公布し、2009年の選挙において改めて大統領に選ばれていた。

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