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大学生の半分が麻薬を購入

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写真:大学内での麻薬の小売は、学生の間に貧富の区別なしに広がる悪習(Archivo)

Informador 2013/11/21

 大学生の半数が、2013年1月以降、何らかの麻薬を購入したことがある。これは、第1回全国大学調査の暫定結果によるものである。この調査は、80の高等教育機関の学生、大学教授、研究員、理事(または学長)ら、1500人に対して行われた。そのうちの70%は私立大学であった。

 購入が最も容易な薬物は、アルコール、大麻、コカイン、覚せい剤、ヘロインなどである。

 また、10人に8人は、知り合いに何らかの薬物を常習している人がいる。大学に行くことを安全だと感じているのは、わずか63.54%であった。

 調査の回答によると、最も頻繁に起こる犯罪は、通学時の強盗、恐喝、自動車の盗難である。また、大学周辺における最も危険な場面は、飲食店における飲酒時であった。頻繁な盗難や強盗被害、麻薬の使用、海賊版製品や麻薬の販売、暴力的な非行グループ、恐喝、仲間内のけんか、誘拐が、それに続いた。

 この調査は、1500人に対して対面で行われ、今日、国公立・私立大学連盟と市民の政治参加促進協会(前身は連邦検察庁市民参加会議)が発表した。

 調査は、10月30日から11月10日まで行われた。調査によれば、回答者の70%が、何らかの暴力の被害を受けたことがあり、76%が、犯罪の被害を本人または知り合いが受けたことがある。

 調査に回答した大学の30%が国公立大学、70%が私立大学であった。

 回答した大学は、メキシコ国立自治大学(UNAM)、メキシコ国立工科大学(IPN)、ベラクルス大学、ベネメリタ・プエブラ自治大学、メキシコ工科大学(UNITEC)、ヌエボ・レオン自治大学、職業技術訓練高等専門学校(CONALEP)、ラ・サジェ大学などであった。

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