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アグアスカリエンテス州のグルメ

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写真:エンチラーダスは、アグアスカリエンテス州の代表的な料理(Mexico Desconocido)

ラウラ・デ・カラサ・カンポス
Mexico Desconocido

 アグアスカリエンテス州の伝統料理は、地元の食材と様々な味が混ざり合い、多くの料理研究家が「おいしいとしか言いようがない」と称する、すばらしい料理です。

 アグアスカリエンテス州の料理は、ただもう「おいしい」のひとことに尽きます。州都アグアスカリエンテス市の定食屋や食堂へ行き、一度でも、ほっぺたが落ちそうな郷土料理を心ゆくまで楽しめば、すぐに納得がいくでしょう。エンチラーダス、アグアスカリエンテス風タンのポソーレ、出来たてのソペス、鶏肉のフリーホール煮。誰もが大好きな「ポテトのタコス・ドラードス」は、ポテトをトルティージャで挟んで二つ折りにし、ラードで揚げ、トマトとオレガノのソースをかけ、その上にレタスの千切り、アボカド、クリームを盛りつけて食べます。チーズや鶏肉、豚肉などをトルティージャで筒状に巻いた揚げタコス「フラウタス」もはずせません。

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写真:タコス・ドラードス(Vivanuncios)

 トウモロコシの蒸しパン「タマレス」も、ぜひ食べてみてください。赤または青のトウガラシ風味で、付け合せにニンジン、地元特産のトウガラシ「チレス・グエロス」、タマネギ、カリフラワー、サボテンの葉の酢漬け、チーズ、豚足、豚の皮のピクルスなどが添えられています。辛いタマレスだけでなく、パイナップルや松の実、クルミなどが入った甘いタマレスもあります。

 おいしい朝食なら、レストラン「ラ・サトゥルニーナ」です。ラ・サトゥルニーナでは、ポテト添えのエスメリレスや、おかずやフルーツを混ぜたコンドチェスなど、他では食べられないような料理を食べることができます。甘党の人には、リュウゼツランのはちみつに浸して焼いたトーストとコーヒーの朝食をおすすめします。甘いものと言えば、州南西部カルビージョ市名産のフルーツ、グアバを使ったお菓子がとてもおいしく、有名です。グアバのミルクプリン、グアバのアテ、キャラメルとクルミのグアバ・ロール、グアバ・ゼリー、グアバ・ジャム、グアバのエンパナーダ、グアバ・クッキーなど、目移りするほどです。

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写真:グアバのアテ(Absolut Mexico)

 アグアスカリエンテスの人たちは、朝な夕なに、アイスクリームの有名店エラスに行く習慣があります。エラスでは、天然食材だけを利用し、昔と同じ製法でアイスクリームを作っています。一番人気はバニラ・アイスですが、アーモンド・アイスやプラム・アイスも最高です。

 サン・パンチョ(州中央部のサン・フランシスコ・デ・ロス・ロモ市の通称)に昼食を食べに行くことも、お忘れなく。最高においしい豚肉料理「カルニータス」や、ジャガイモ、チーズ、その他お好みの具を入れたトウモロコシ生地の揚げ焼きパン「ゴルディータス」に、舌つづみを打ってください。

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