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写真：コチニータ・ピビル (Diario de Campeche)

Mexico Desconocido

　カンペチェ州のグルメの特色は、なんといっても海の幸です。カンペチェは、はるか昔から、膨大な種類の海産物がとれる場所でした。

　カンペチェには、魚やエビを使った様々な料理があります。また、七面鳥、シカ、イノシシの肉を使った料理も、マヤの時代から作られています。スペイン人が新大陸に豚を持ち込んだ後は、豚肉料理も作られるようになりました。

写真：ムクビル・ポジョ (Cocina Delirante)

　カンペチェの料理は、ユカタンの料理に似ています。例えば、ケソ・レジェノ、コチニータ・ピビル、レジェノ・ネグロ、パン・デ・カソンや、かの有名なムクビル・ポジョなどです。カンペチェ特有の料理としては、カキのフリッター、クロダイと香草のホイル包み焼き、イカのエビしんじょ詰め、チャヤとゆで卵入りのタマル(バナナの葉に包まれたトウモロコシの蒸しパン)などがあり、どれほどグルメな人でも、必ず満足できます。

写真：クロダイのポク・チャク (Taringa!)

　カンペチェでは、どんな路地裏の片隅でも、必ず小さな食堂やレストランがあり、地元の人が地元の食材で作った料理を味わうことができます。例えば、クロダイのポク・チャク、クロダイの青トウガラシソースがけ、様々なカニ料理、シカ肉の炭火焼きなどです。でも、最高の料理は、やはり魚介のカクテルです。バリエーション豊かなとれたての魚介類でつくるカクテルは、新鮮でおいしい、海からの贈り物です。

写真：魚介のカクテル (Turimexico)