ホーム > 経済 > 国外からの送金額、メキシコは世界第3位

2012年の外貨送金額が6.5％増加する見通しであると世界銀行が発表

Voz de America 2012/11/21

　2012年の年末には、メキシコは、国外からの送金で、240億ドルを受け取る見込みだ。この金額は、インド、中国に次いで、第3位である。

　こうした外貨による送金の受け取り額が、最も多いと予想される国々は、700億ドルの送金が見込まれるインド、660億ドルの中国、メキシコとフィリピンがそれぞれ240億ドルずつ、210億ドルのニカラグアである。

　世界銀行によると、発展途上にある国々への送金は、予想を上回ると思われ、今年の年末には、4060億ドルに達すると予想されている。これは、1年間で6.5％の増加を意味している。

　「しかし、発展途上にある国々へのこうした送金が、全般的に増加しているにもかかわらず、世界経済の危機が継続しているため、特に、ヨーロッパ、中央アジア、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国などのように、国外からの送金が減少している地域もある」と、世界銀行は発表した。