e-MEXICO

ホーム > 麻薬・移民問題 > 密入国斡旋人に見捨てられた移民6人を救出

密入国斡旋人に見捨てられた移民6人を救出

La Voz de la Frontera(OEM) 2012/11/28

 メヒカリ市西部の砂漠地帯で、「ポジェロ」と呼ばれる密入国斡旋人に見捨てられた移民たちが、移民救援隊グルーポ・ベータとメヒカリ市警察によって救出された。発表によると、移民たちには、軽度の脱水症とひどい空腹状態が見られただけであった。24時間以上、飲まず食わずであったためである。

 救出されたのは、サカテカス州フレスニージョ市のシリロ・マルティネス・シリスさん、ミチョアカン州フンガペオ市のアルフレド・エルナンデス・ポンセさん、アルベルト・クルス・マルティンさん、グアナフアト州サン・ルイス市のアルマンド・カルデロン・ガルシアさん、ベラクルス州トラシスコジャ市のエマヌエル・メンデス・ベジョさん、トラスカラ州ウアマントラ市のカルロス・アロジョ・アギラールさんの6人であった。

 日暮れ直後に、移民たちから救援要請の電話がかかり、救援部隊による危険区域からの救助が行われた。移民たちは電話で、「アロジョ・ロス・ココス」の名で知られる地域に触れた。それは、「ゼロ」と呼ばれている地域にある、ラス・ボンバス街道に出る少し手前にある地域である。道に迷っていた移民たちの中の1人が、電波の受信の悪い地域ではあったが、携帯から電話をかけることに成功して、救助を要請した。

 移民たちは電話で、密入国斡旋人に見捨てられたため、道に迷っており、24時間さまよっていると語った。地域をよく知るグルーポ・ベータの隊員たちが場所を特定する作業を行い、その後、6人を救出するための援助を、メヒカリ市警察に要請した。

 救出された6人全員は、ガリータ・ビエッハ地区のグルーポ・ベータの施設に連れていかれて食事をし、その後、移民用の簡易宿泊所に送られた。状況がはっきりするまで簡易宿泊所に滞在する。

↑ PAGE TOP

inserted by FC2 system