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雇用労働調査2016年第4四半期:失業率が減少

El Economista 2017/02/14 (Notimex)

 メキシコ地理統計局(INEGI)が発表した雇用労働調査(ENOE)2016年第4四半期によると、2016年第4四半期のメキシコの経済活動人口は、15歳以上人口の59.7%に相当する5400万人となり、前年同期の5380万人(15歳以上人口の60.4%)より、22万6000人増加した。増加の原因は、人口自体が増加したことと、就労を希望する人が増加したことだった。

 就業者数は5210万人で、前年同期より55万5000人増加した。また、不完全就業者数は、就業人口の7.1%にあたる370万人となり、前年同期の8.6%より減少した。

 失業者数は190万人で、失業率は3.5%となり、2008年の半ば以降最も低い水準だった前年同期の失業率4.2%を下回った。また、失業率(季節調整値)は3.6%で、前期の3.8%を下回った。

 州ごとの失業率では、失業率が高かった州は、タバスコ州(7.6%)、メキシコ州(4.8%)、ケレタロ州(4.7%)、メキシコ市(4.3%)、バハ・カリフォルニア・スル州、ソノーラ州、タマウリパス州の3州(いずれも4.2%)、グアナフアト州とヌエボ・レオン州(いずれも4.1%)だった。

 一方、失業率が低かった州は、ゲレロ州(1.6%)、オアハカ州(1.7%)、ユカタン州(1.8%)、サン・ルイス・ポトシ州とサカテカス州(2.0%)、バハ・カリフォルニア州とモレーロス州(2.3%)、チワワ州とミチョアカン州(2.4%)だった。

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