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ビンボとコカ・コーラがランクイン

2013年のランキングによると、メキシコの家庭の99%で飲まれている、最も選ばれているブランドは、コカ・コーラ。世界的に最も消費されている、ラテンアメリカのブランドは、メキシコのビンボだった。

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写真:ビンボのパンは、メキシコの家庭の99%で食べられており、ランキング第3位に入った (Especial)

CNN Expansion 2013/05/09 (Notimex)

 消費量の多い主要ブランドのランキング「ブランド・フットプリント2013」によると、メキシコでは、清涼飲料水で世界第1位のメーカーの商品が、乳飲料よりも多く購入されていることがわかった。一方、メキシコのパン・メーカーのビンボが、世界的に最も消費されている、ラテンアメリカのブランドであった。

 調査結果の示すところでは、コカ・コーラは、メキシコの家庭の99%で飲まれ、メキシコで最も選ばれているブランドである。1年間の平均購入回数は84回で、メキシコは、コカ・コーラにとって、米国に次ぐ世界第2位の、重要な市場になっている。

 調査を行ったカンター・ワールドパネル社のコマーシャル・ディレクター、ファビアン・ギラルデリ氏は、記者会見において、「コカ・コーラは、調査の母集団における購入世帯数の割合が44%、多くの国々でトップ・ブランドであり、世界ランキング第1位になっている」と述べた。

 メキシコ国内のランキングでは、第2位は乳製品ブランドのララで、98%の世帯で、1年間に約39回購入されている。しかし、メキシコでのランキングに入った乳製品ブランドは、ララだけではない。

 実際、ギラルデリ氏は、「メキシコは、ヌトゥリレチェが第4位、アルプーラが第7位、リコンサが第8位にランクインしていることから、牛乳の消費が上位を占める国のひとつである」と述べた。

 一方、パンのブランドのビンボは、メキシコ国内で第3位に入っており、メキシコの98%の世帯が、1年間に約38回購入している。

 ギラルデリ氏は、ビンボは、世界ランキング上位に入る、唯一のラテンアメリカ企業であり、世界の8%の世帯で、1年間に平均14回購入されている、と述べた。

 この調査で、メキシコ国内のランキング10位までに入ったブランドの多くは、食料や飲料ブランドであった。ネスカフェ、ラ・モデルナ、クノール、タング、フード、ペプシ、コルガーテ、マリネラ、パルモリーベ、スアビテル、クロラレクス、ビッグ、ソーテ、スーコなどがランクインした。

 ランキング上位のブランドは、メキシコの市場のニーズに合った商品を提供しており、広範な流通網を持ち、周辺の各地域に商品を適合させ、セルフサービスや会員制店舗などの最新の手法も忘れていないと、ギラルデリ氏は述べた。

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