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メキシコ人の世界チャンピオンは何人?

最も新しい世界チャンピオンは、ノニト・ドネアに勝ってWBC世界バンタム級チャンピオンになった“ペケ”ことアレハンドロ・サンティアゴ

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 メキシコは昔から、ボクシングの世界チャンピオンをたくさん輩出してきました。メキシコ人ボクサーの夢は、WBCの緑と金のベルトを腰に巻くことでした。

 プロ、アマ問わず、ボクシングをする人ならだれでも、いつか世界チャンピオンになることを夢見るものです。そして現在では、ボクシングの世界王座認定団体が増え、その可能性は高くなっています。

 現在あるボクシングの世界王座認定団体は、1963年に設立された世界ボクシング評議会(WBC)、1988年に設立された世界ボクシング機構(WBO)、1983年に設立された国際ボクシング連盟(IBF)、1921年に設立された世界ボクシング協会(WBA)の4団体です。

 メキシコには現在、8人の世界チャンピオンがいます。

①“ペケ”ことアレハンドロ・サンティアゴ:バハ・カリフォルニア州ティファナ出身の最も新しいチャンピオン。フィリピンのノニト・ドネアに判定で勝ち、WBC世界バンタム級チャンピオンになりました。

②“カネロ”ことサウル・アルバレス:WBC、WBO、WBA、IBF世界スーパーミドル級でベルトをとった四団体統一王者です。

③“バケロ”ことエマヌエル・ナバレテ:WBO世界スーパーフェザー級チャンピオン

④“ベナード”ことルイス・アルベルト・ロペス:IBF世界フェザー級チャンピオン

⑤レイ・バルガス:WBC世界フェザー級チャンピオン

⑥“レイ”ことフリオ・セサル・マルティネス:WBC世界フライ級チャンピオン

⑦“ガジョ”ことフアン・フランシスコ・エストラーダ:WBC世界スーパーフライ級チャンピオン

⑧“セヒータス”ことダニエル・ヴァジャダレス:IBF世界ミニマム級チャンピオン

 過去も含めると、メキシコ人の世界チャンピオンの数は160人以上で、彼らが勝利したタイトルマッチの数は合計200試合を超えています。この数は、アメリカに次いで第2位の多さで、メキシコはアメリカに次ぐボクシング大国と言えます。

(ディアリオデルジャキ 2023年7月31日)

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