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ユカタン州のグルメ

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ユカタン州の代表的な一皿、コチニータ・ピビル

 ユカタン州の料理は、レシピや作り方が独特で、他にはない特徴があります。というのも、ユカタン料理は、マヤ料理とスペイン料理をミックスして、フランス料理とアラブ料理の要素を加えた料理だからです。

 たとえば、焙煎スパイス風味の豚肉の肉団子をパシージャ・トウガラシのスープに入れて食べる「レジェノ・ネグロ」。アチオテ(アナトー)とビターオレンジ果汁に漬け込んだ豚肉を、バナナの葉に包んで地中で蒸し焼きにする「コチニータ・ピビル」。ちなみに、このコチニータ・ピビルは、黒インゲン豆の煮豆、紫玉ネギのスライス、トルティージャを添えて、ハバネロ・ソースをかけて食べる、ユカタンの代表的な一品で、本当においしいです。

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豚ひれ肉の料理、ポク・チュク

 それから、豚ひれ肉をビターオレンジ果汁に漬け込んで焼く「ポク・チュク」。本物のポク・チュクを食べたければ、ユカタン州のティクルやマニに行くしかありません。また、アチオテやトウガラシの風味をつけた鹿肉の料理もあります。

 アントヒートス(軽めの食事)の種類も豊富です。パヌーチョス、パパドスーレス、サルブーテス、コドシートス、タマレス、ポルカネス、ブラソス・デ・レイナなど、おいしい料理がたくさんあります。

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軽い食事にピッタリなパヌーチョス

 ユカタン独特の煮込み料理も、数え切れないほどあります。ビターオレンジ果汁で鶏肉と野菜を煮込んだ「エスカベチェ」、豚肉といんげん豆の煮込み料理「フリホール・コン・プエルコ」、揚げたトルティージャに目玉焼きを乗せた「ウエボス・モトゥレーニョス」、トウモロコシの生地に鶏肉をはさんで蒸し焼きにした「ムク・ビル・ポジョ」、焙煎スパイス風味の豚肉の肉団子をパシージャ・トウガラシのスープに入れて食べる「レジェノ・ネグロ」、鶏肉と肉団子をとろみのあるチキンスープに入れて食べる「レジェノ・ブランコ」。たくさんありすぎて、どれもこれもおいしすぎて、言葉では伝えきれないほどです。

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モトゥル風卵料理ウエボス・モトゥレーニョス

(メヒコデスコノシード)

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